-
10年以上前の借金について、裁判を起こしたという連絡と一緒に確認書が送られてきました。どう対応したらよいでしょうか。
債権者から、貸金請求の訴えを提起した、訴えの取り下げを希望する場合は、裁判の前に確認書を返送してください、という手紙が来ることがあります。この確認書を返送すると、債務を承認したり弁済の意思があるとみなされてしまいます。確 […]
2024.01.15
-
父が死亡し、母と子供が全員放棄しました。祖父母は他界しています。父の兄弟に、私たちが相続放棄したことを知らせる必要がありますか?
法的な義務はありません。債権者が第1順位の放棄を知ると、第2,3順位の相続人を探して、請求することがあります。兄弟姉妹は、その請求が来てから3ヶ月以内に放棄をすることが可能です。子供として父の兄弟姉妹に連絡しておきたい場 […]
2023.12.16
-
認知症の方でも遺言書を作成できますか?
認知症と言われるのは、医師の診断がある場合のほか、概ね「長谷川式簡易知能評価スケール」で20点以下だと疑いがあるとされます。認知症だからと言って、直ちに遺言書が作成できないわけではありません。遺言の内容を理解して、その遺 […]
2023.07.10
-
相続税は、いくらかかりますか?
相続財産の総額が1億円で、配偶者1名、子供2名の場合で法定相続分で取得して配偶者控除を利用すると、全体で315万円程度になります(配偶者控除を使わないと総額630万円)。総額が5000万円の場合、全体で20万円ほどです( […]
2023.07.07
-
相続税が発生したら、相続税を支払わなければならないのですか?
相続財産の総額が、基礎控除額(3000万円+600万円×相続人の数)の範囲内にあれば、相続税は発生しません(通常発生しないことが多い)。これを超えても、遺産分割協議が成立すれば、配偶者控除、障害者控除、小規模宅地の特例等 […]
2023.07.04
-
遺産分割する方法には、どのようなものがありますか。
遺言書があれば、その内容に沿って分割します。遺言書がない場合で、相続人全員の意見がまとまれば、遺産分割協議を作成します。遺言書があっても、相続人全員の合意があれば、遺言書と違う内容で分割することが可能です。遺言書がなく、 […]
2023.07.01
-
相続財清算人(相続財産管理人)は、どのように選任されるのですか
利害関係人が裁判所へ申立てをします。清算人(管理人)は裁判所が決めますが(弁護士などがなる)、清算人(管理人)が処理しなければならない業務内容によって、予納金を納付する必要があります(70万円以上になることも。戻ってくる […]
2023.06.30
-
相続人全員が放棄をすると、遺産はどうなるのですか
相続財産清算人(相続財産管理人)(裁判所が選任する)が、相続財産を管理します。基本的には不動産を売却してお金に換えたり、預金を解約したりして、必要なら債権者へ支払をします。残った財産があるときは、国庫に帰属させます。
2023.06.22
-
自分たちは相続放棄をしましたが、その後どうすればよいでしょうか
配偶者と子供が放棄をした場合、被相続人の親や兄弟姉妹(亡くなっていると甥姪まで)が相続人となります。この方も相続放棄をする必要がある場合が多いはずです。そのような場合、弁護士が依頼を受けて、代わりに連絡して相続放棄を案内 […]
2023.06.15
-
生前贈与や信託で取得した農地を、あとで国庫帰属させることは可能ですか?
相続土地国家帰属制度により国庫帰属させられるのは相続により取得した土地に限ります。生前贈与、死因贈与、売買、信託等で取得した土地は、対象になりません。これらで農地を取得した後、高齢になってから国庫へ帰属させようとしてもで […]
2022.07.15