「父が亡くなって数ヶ月。兄から『遺産の手続きは終わった』と言われたが、私は何も聞いていない」 「実家の通帳を見たら、母が認知症だった時期に多額の使途不明金がある……」
相続の現場では、残念ながらこうした「抜け駆け」や「使い込み」が頻発します。 自分も相続人であるはずなのに、蚊帳の外に置かれたまま手続きが進んでいたら、泣き寝入りするしかないのでしょうか?
答えは「NO」です。 法律上、全員の合意がない遺産分割は「無効」ですし、勝手に引き出された預金は「返還請求」が可能です。
今回は、豊橋の弁護士が、勝手に進められた相続手続きへの対処法と、使い込まれた財産を取り戻すための「時効」のルールについて解説します。