「長生きするのはめでたいが、子供たちももう還暦近い。老いた子に財産を渡すより、これから未来のある孫に直接渡したい」
長寿化が進む日本において、このような「孫への資産承継(世代飛ばし)」を希望する方が急増しています。教育費、留学費用、結婚資金……可愛い孫のためなら財布の紐も緩むというもの。
しかし、日本の法律は「孫への相続」に対して、意外なほど冷徹です。
何も対策をしなければ、孫は1円も受け取れません。逆に、良かれと思って渡した財産が、税務署のターゲットになったり、兄弟間の骨肉の争いを招いたりすることも。
今回は、孫に賢く資産を残すための「抜け道」と、絶対に知っておくべき「2割加算」というペナルティについて解説します。